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「スポーツ業界で働きたい」そう考えたことがある方は少なくないと思います。しかし「スポーツ業界」と一口に言っても、その中にはメーカーや商社・小売り・インストラクターなど、様々な働き方があります。この記事ではその中でも「スポーツメーカー」に焦点を当てて給与や働き方などの実情を解説します。実際にスポーツ業界で働いている私だからこそ分かることも多いと思うので、ぜひスポーツ業界への就職の情報収集にお役立てください!
★この記事で分かること
- スポーツメーカーはその他のスポーツ業界企業に比べると多種多様な部門が存在する
- 理系でスポーツ業界を目指す方が活かせる場がある
- スポーツメーカーの年収水準
- スポーツメーカーの働く環境
- どんな方にスポーツメーカーがおススメか

スポーツ業界への就職に興味があるんだけど、なかなか働いている人のイメージがつかないんだよなぁ…

スポーツ業界の仕事ってイメージがつきにくいよね!
今回はスポーツメーカーに絞って働く環境を解説するよ!
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スポーツメーカーの概要

まずはスポーツメーカーの仕事の概要について解説します。スポーツメーカーは
①企画部門
②開発部門
③製造部門
④マーケティング部門
⑤営業部門
という流れで成り立っています。この中の一部の業務を委託している企業も少なくありませんが、大まかにはこのような流れであるということを知っておいてください。またこの他にも人事や経理のように裏側から会社を支える部門があることも理解しておくべきです。ここからは①~⑤をさらに深掘ります。
①企画部門
企画部門はユーザーの「こんな商品がほしい!」という声をいち早く察知して、その需要に応える商品を考案する部門です。また、そのユーザーの声がデザイン的な要望の場合も少なくないので、スポーツメーカーのデザイナーがこの部門に在籍していることも少なくありません。
例えば、『「高齢の方も足に負担なく走れるランニングシューズ」を考案して、それを商品化するためにはどんな要素が必要であるかを考える』というのは企画部門の仕事の一つです。
②開発部門
①で企画部門が考案した商品を生み出すためには新技術が必要になる場合もあります。先ほどのランニングシューズの例であれば、実験を繰り返しながら高齢者の負担にならないためのソールを新たに作り出す必要があるかもしれません。このような新たな技術を生み出す部門が開発部門です。
また、生み出された素材・あるいは今ある素材を使って企画部門が考えた商品を実現するための設計を行うことも開発部門の仕事の一つです。理系でスポーツ業界に携わりたいという方は開発部門で働くことが多い印象です。
③製造部門
ここはいわゆる工場勤務に当たります。企画・開発部門が考案し、設計した商品をモノとして作り出す部門です。製造部門がメーカーに併設されている企業は多くなく、グループの下請け企業が製造部門を担うことが一般的です。
④マーケティング部門
製造部門でモノとして生み出された商品の販売促進策を考えるのがマーケティング部門です。マーケティング理論や広告策を活用しながら商品をユーザーに知ってもらうための流れを作ります。今は商品の売買もインターネット上で行うことが主流になっているので、広告を見たユーザーが行き着く先であるECサイトの運営をマーケティング部門が行うことも少なくありません。
⑤営業部門
①~③で製造され、④で知ってもらった商品をユーザーのもとへ届けるのが営業部門の仕事です。小売りのお店やスポーツ代理店(商社)へ商品を納品し(地元の小さなスポーツショップなどには代理店を経由して納品されることが多い)、そこでユーザーに商品を買ってもらいます。場合によってはスポーツイベントなどに赴き、直接ユーザーと関わることもあります。
①~⑤の一連の流れで商品が製造されてユーザーの元へと届けられます。
⑥選手販促部門(番外編)
①~⑤の流れに加えて、契約選手等を抱える企業では選手販促部門も設けられています。例えばプロ野球選手との契約があるのであれば、その選手に適した用具を提案して使ってもらいます。企業からすると、自社の商品を選手に使ってもらうことで広告戦略を打ち出すことができるのです。
このように、企業の契約選手と直接コミュニケーションをとる部門がある会社も存在します。有名選手と接する機会も少なくありません。
スポーツメーカーの概要まとめ
ここで挙げた部門は全体の一部に過ぎず、スポーツメーカーには多種多様な部門が存在します。そのため、「これまでに研究してきた内容をスポーツで活かしたい!」という理系の方にもおススメできる働き方です。また、大きな会社の場合は一つの会社にいながら様々な部門を経験できることは大きな特徴の一つです。契約選手と関われるチャンスがあるということもスポーツメーカーならではですね。
とは言っても、スポーツメーカーの全ての企業がこれと同じ働き方というわけではありません。概ね近い働き方にはなりますが、細かい部分は企業によって様々です。そこで、各企業の働き方をより詳しく知る方法が「就職/転職サイトで企業の口コミ」を見ること。「就活会議」と「転職会議」では約980万人の会員の口コミを確認することができます。企業の中を知る最も有効な手段の一つが口コミの確認。ぜひ無料で会員登録して利用してみてください!
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スポーツメーカーの年収は?

年収について気になる方は多いかと思います。以前の記事でスポーツ業界の給与水準について解説していますのでこちらも併せてご覧ください。
上の記事でも記載していますが、スポーツ業界は全体として給与水準は高くありません。給与水準は業界によってある程度決まっているので、スポーツ業界にいながら高収入を目指すのは簡単ではありません。
一方で、スポーツメーカーはスポーツ業界の中では高水準の給与になります。
以下の表は年収マスターの2024/2/22のスポーツ業界年収ランキングのデータを基に、スポーツ業をメインとする企業を抜粋して再作成したものです。(スポーツ業をメインとしない企業は除いて作成しています。)
順位 | 企業名 | 平均年収 | 備考 |
1 | シマノ | 1,030万円 | メーカー |
2 | アシックス | 872万円 | メーカー |
3 | 遠藤製作所 | 741万円 | (主にメーカー) |
4 | ゼビオHD | 737万円 | 小売 |
5 | デサント | 726万円 | メーカー |
6 | コナミグループ | 726万円 | フィットネス(インストラクター) |
7 | ゴールドウィン | 710万円 | メーカー |
8 | ダンロップスポーツ | 708万円 | (主に)メーカー |
9 | グローブライド | 671万円 | メーカー |
10 | 美津濃 | 646万円 | メーカー |
11 | RIZAPグループ | 644万円 | フィットネス(インストラクター) |
12 | ゼット | 594万円 | 商社(一部メーカー) |
13 | グラファイトデザイン | 588万円 | メーカー |
14 | カーブスHD | 586万円 | フィットネス(インストラクター) |
15 | 名古屋スポーツセンター | 563万円 | フィットネス(インストラクター) |
16 | スノーピーク | 562万円 | (主に)メーカー |
17 | ヨネックス | 555万円 | メーカー |
18 | アルペン | 542万円 | 小売 |
19 | Fast Fitness Japan | 538万円 | フィットネス |
20 | セントラルスポーツ | 532万円 | フィットネス |
上の表のうち、赤文字で示した企業がスポーツ用品の製造をメインの事業としているスポーツメーカーです。皆さんご存じの有名企業であっても高収入と言えるような企業は多くないことが分かるかと思います。一方でこれらのスポーツ業界の企業の中では、メーカーがランキングの上位に多く入っていることが読み取れます。
ここで注意していただきたいのは、このデータはあくまで「平均年収」であるということ。新卒で入社した若手社員から、高額の報酬を貰っているであろう役員の方々のデータも含まれています。そのため、ここでも併せて確認していただきたいのが「企業の口コミ」です。全社員が口コミを書いているわけではないので偏りは出ますが、どれくらいのペースで給与が増えていくのかを把握することができます。
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スポーツメーカーは働きやすい環境!?

ワークライフバランスについて
もちろんスポーツメーカー内でも差はありますが、メーカーはワークライフバランスがとりやすい企業が多い傾向にあります。理由の一つに製造ラインがストップすることがあります。工場は基本的に土・日・祝が休みであることが多いので、それに伴って休みとなることが一般的です。実際にスポーツメーカーで働く知人の話を聞いても最低でも年間120日以上休めています。
意外と体育会気質の人は多くない
スポーツ業界の企業と聞くと、「元体育会の怖い人が多いのではないか?」と思われがちですが、メーカーは意外とそんなことはありません。むしろ「スポーツ」という共通の趣味があることで上司や先輩との距離も近く話しやすい人が多い印象です。上のワークライフバランスの話とも重なりますが、上司や先輩と話しやすい関係であるからこそ、有給休暇も比較的取りやすいことが多いです。
とは言ってもこれもあくまで一般的な話であり、すべてのスポーツメーカーに当てはまる話ではありません。ワークライフバランスの取りやすさも、社内の人間関係もその会社で働く人の声を聞くのが最も確実な方法です。その意味でもやはり口コミの閲覧はおススメの方法です。
また、口コミを見る際に確認していただきたい項目が「退社理由」です。退社理由の項目に書いている内容は基本的にはその会社に対するネガティブな意見です。そのネガティブな内容が自分にとっての許容範囲なのかを確認することが重要です。ネガティブな意見を知っているだけでも入社してからのギャップを抑えられます。
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スポーツメーカーはこんな人におススメ!
ここまでスポーツメーカーの働き方や実情について解説してきました。まとめるとスポーツメーカーは以下のような方におススメです。
- モノづくりが好きな人
- 一つの会社にいながら様々な部門を経験してみたい人
- これまでの研究内容をスポーツに活かしたい理系の人
- ワークライフバランスを重視した働き方をしたい人
- スポーツが好きな人
まとめ
今回はスポーツメーカーの概要や働く環境についてスポーツ業界勤務の立場から解説しました。
- スポーツメーカーでは一つの企業にいながら様々な部門を経験できる可能性がある
- 「これまで研究してきた内容をスポーツに活かしたい」という理系の方にもおススメできる環境
- スポーツメーカーの給与水準はスポーツ業界の中では高め
- スポーツメーカーは比較的働きやすい環境であることが多い
- より詳しく企業の中を知るためには企業の口コミを見ることがおススメ!
スポーツメーカーは業界の中では給与水準が高く、休みも多めで働きやすい環境です。他にもスポーツ業界での働き方(スポーツ専門商社や小売・インストラクター)を紹介していますので、これらと比較しながら自分に合った働き方を見つけましょう!

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