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「スポーツ業界で働いてみたい!」そう考えたことがある人は少なくないと思います。しかし一口に「スポーツ業界」と言っても、その中にはスポーツメーカーやスポーツ商社・小売・インストラクターなど様々な形態が存在します。そこで今回は実際にスポーツ業界で働く中で、これまで多くのスポーツ小売会社と関わってきた立場から、「小売」に焦点を当てて給与や働き方などの実情を解説します。実際にスポーツ業界で働いているからこそ分かることも多いと思うのでぜひ参考にしてください!
★この記事で分かること
- スポーツ小売企業の働き方の概要
- スポーツ小売企業の給与水準
- スポーツ小売企業の働く環境
- どんな方に小売業がおススメか

スポーツメーカーとスポーツ商社はこれまでの説明で理解できたけど、まだ他にもスポーツ業界の仕事があるのか…

今回は小売業について解説するよ!
できるだけ分かりやすく説明していくね!
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スポーツ小売業の概要

まずはスポーツ小売店の概要について解説します。「小売」と聞くと難しく聞こえるかもしれませんが、つまり「スポーツショップ」のことです。皆さんご存じであろう「スーパースポーツゼビオ」や「アルペン」といったような大手量販店から、小規模のスポーツショップまで幅広く存在します。
ここでお伝えしたいのは小売の仕事=販売業務だけではないということ。特に大手の量販店に当てはまります。ここからは小売業の仕事について深掘ります。
小売業の仕事①:販売部門
小売業のメインとなる仕事はメーカーから、あるいは商社から卸された商品をユーザーに販売すること。販売部門がこの仕事を担います。スポーツ用品を扱う形態の中では最もユーザーとの距離が近いことが特徴です。
大手の量販店で店舗数が多い会社は店舗の異動による転勤も多くなります。転勤でいろんな地方で過ごしてみたい!という方にはおススメの働き方です。
小売業の仕事②:商品部
②以降の仕事は大手の量販店に設置されることが多い部門です。地域密着のスポーツショップなどでは人員の関係で設置されていないことが多い部門です。基本的には店舗での販売業務は行わず、本社に勤務することになります。
前回スポーツ商社の記事で解説した商品部の仕事について解説しました。
小売りの仕事であっても、大手の量販店であれば、メーカーあるいは商社の営業担当と商談をしながら「どの商品をどれくらい納入するのか」を考える商品部が併設されています。仕事内容としては商社の商品部と大きくは変わらず、自社の在庫を見ながら仕入れる商品の数を決定します。
小売業の仕事③:マーケティング部門
マーケティング部門が小売業にも設置されることは珍しくありません。ユーザーがお店に訪れるための策を考えたり、オンライン上でのショッピングが主流になった今ではユーザーがECサイトに訪問してくれるための策を考えたりします。
あまり小売業でマーケティングのイメージはないかもしれませんが、多くの人員を確保できる大手量販店だからこそできる働き方です。
小売業の仕事④:外販部門
スポーツのイベントに参加する際、スポーツショップがブースを構えて出展しているのを見たことはありませんか?販売自体は①の販売部門が行うことが主ですが、外販部門はそのイベント主催者とコミュニケーションを取りながらブース出展のためのスケジューリングやレイアウトの考案を行います。
イベント出展時のリーダー的立ち位置だと思っていただければ良いかと思います。
小売業の概要まとめ
ここで紹介した部門が全てではなく、特に大手になればなるほど人事や経理などの会社を裏側から支える部門やシステム運用等の部門なども充実していきます。また小売業であっても、プロの選手が店舗を訪れてイベントを開催したり、本社に訪問したりする機会も少なくありません。スポーツ業界にいる限りプロのアスリートと関われるチャンスは存在しています。
ただし小売業のメインはやはり販売業務。本社で勤務している方々も初めは各地域の店舗に配属されることが多いです。転勤も伴いながらいくつかの店舗を経験して、最終的に本社へ配属されることがよくある働き方になります。
と言いつつもかなりの数があるスポーツ小売企業のすべてが同じ形態であるわけではありません。企業によってキャリアパスも働き方も異なってきます。より詳しく企業の形態を知るのであれば会社の中の声を聞くのが最も有効な方法です。それを簡単に行うための手段が「就職/転職サイトの企業口コミ」の確認です。「就活会議」・「転職会議」では多くの口コミを見ながら企業の情報収集を行うことが可能です!
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スポーツ小売業の年収は?

スポーツ業界の給与水準についてはこちらでも解説していますので併せてご覧ください。
上の記事でも紹介していますが、スポーツ業界の給与水準は決して高くはありません。スポーツ業界で働きながら高収入を目指すのは簡単ではないということについては理解しておいてください。
一方で、スポーツ小売業はスポーツ業界の中では低い水準ではありません。
以下の表は年収マスターの2024/2/22のスポーツ業界年収ランキングのデータを基に、スポーツ業をメインとする企業を抜粋して再作成したものです。(スポーツ業をメインとしない企業は除いて作成しています。)
順位 | 企業名 | 平均年収 | 備考 |
1 | シマノ | 1,030万円 | メーカー |
2 | アシックス | 872万円 | メーカー |
3 | 遠藤製作所 | 741万円 | (主にメーカー) |
4 | ゼビオHD | 737万円 | 小売 |
5 | デサント | 726万円 | メーカー |
6 | コナミグループ | 726万円 | フィットネス(インストラクター) |
7 | ゴールドウィン | 710万円 | メーカー |
8 | ダンロップスポーツ | 708万円 | (主に)メーカー |
9 | グローブライド | 671万円 | メーカー |
10 | 美津濃 | 646万円 | メーカー |
11 | RIZAPグループ | 644万円 | フィットネス(インストラクター) |
12 | ゼット | 594万円 | 商社(一部メーカー) |
13 | グラファイトデザイン | 588万円 | メーカー |
14 | カーブスHD | 586万円 | フィットネス(インストラクター) |
15 | 名古屋スポーツセンター | 563万円 | フィットネス(インストラクター) |
16 | スノーピーク | 562万円 | (主に)メーカー |
17 | ヨネックス | 555万円 | メーカー |
18 | アルペン | 542万円 | 小売 |
19 | Fast Fitness Japan | 538万円 | フィットネス |
20 | セントラルスポーツ | 532万円 | フィットネス |
皆さんご存じの有名企業であっても高収入と言えるような企業は多くないことが分かるかと思います。また、上の表のうち赤文字で示した企業がスポーツ用品の小売業をメインの事業としているスポーツ小売企業です。大手の量販店はトップ20にランクインしていることがデータから読み取れます。
ここで注意していただきたいのは、このデータはあくまで「平均年収」であるということ。新卒で入社した若手社員から、高額の報酬を貰っているであろう役員の方々のデータも含まれています。そのため、ここでも併せて確認していただきたいのが「企業の口コミ」です。全社員が口コミを書いているわけではないので偏りは出ますが、どれくらいのペースで給与が増えていくのかを把握することができます。
企業の年収について知りたい場合には、上記の「就活会議」「転職会議」と併せて、「ONE CAREER PLUS」がおススメです!
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スポーツ小売業の働く環境は?

ワークライフバランスについて
小売業、特に販売部門で働く場合は、お店が土・日・祝に開いていることがほとんどですので、基本的にはシフト制の勤務形態になります。それに伴い年間休日も少なくなってしまうことが多いです。
この結果、平日が休みになることが多くなるので、友人との予定が合わせにくくなってしまうことについては理解しておいてください。「土日は人が多くて外出したくない」という方にはおススメの勤務形態です。
人間関係には悩まなくても良い!?
店舗の配属であれば店舗内で人間関係に悩むことがあっても、良くも悪くも転勤が多いので、しばらく経つと働く環境が変わってしまいます。その意味ではたとえ人間関係で疲れてしまっても、「あと少し経てば働く環境を変えられる!」と割り切れることも多いです。
とは言ってもこれもあくまで一般的な話であり、すべての小売企業に当てはまる話ではありません。ワークライフバランスの取りやすさも、社内の人間関係もその会社で働く人の声を聞くのが最も確実な方法です。その意味でもやはり口コミの閲覧はおススメの方法です。
また、口コミを見る際に確認していただきたい項目が「退社理由」です。退社理由の項目に書いている内容は基本的にはその会社に対するネガティブな意見です。そのネガティブな内容が自分にとっての許容範囲なのかを確認することが重要です。ネガティブな意見を知っているだけでも入社してからのギャップを抑えられます。
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スポーツ小売企業はこんな人におススメ!
ここまでスポーツ小売業の働き方や実情について解説してきました。まとめると小売業は以下のような方におススメです。
- 接客が好きで直接ユーザーと関わりたい人
- 平日に休みを取りたい人
- 転勤でいろんな場所に住んでみたい人
- 煩わしい人間関係を考えたくない人
- スポーツが好きな人
まとめ
今回はスポーツ小売業の概要や働く環境について、実際にスポーツ業界で働く立場から解説しました。
- スポーツ小売業は販売部門以外にも活躍できる場がある
- 大手量販店になるほど転勤が多くなる
- スポーツ小売業の給与水準はスポーツ業界の中では低くはない
- 土・日・祝に出勤となることが多い
- より詳しく企業の中を知るためには企業の口コミを見ることがおススメ!
小売業は、スポーツ用品を扱う企業の中では最もユーザーと近い場所で働くことができる形態です。これまでのスポーツ経験を活かして接客をすることも可能で、自分の得意を活かすことができます。接客が好きで、平日が休みでも問題がない方にはおススメの勤務形態です。ぜひ他のスポーツ業界の勤務形態とも比較しながら自分に合った働き方を見つけてみてください!

小売業の仕事は販売だけではないことが分かったよ!
スポーツメーカーや商社と比較しながら自分に合った会社を見つけるよ!

小売業は最もユーザーと近い位置で働くことができる場所!
接客が好きな方におススメだよ!
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