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前回の記事では『東北地方自転車1周紀行文』のpart9として11日目の山形県内の行程を紹介しました。今回は山形県~福島県編の行程です。これから自転車旅を予定している方や、東北地方の旅行を考えている方に読んでいただきたい内容です。ぜひ楽しんでご覧ください!

今回は最終日のルートです!
山形県~福島県の旅になります!
【はじめに】
自転車紀行文の最初の記事でもお話しましたが、私は購入したばかりの自転車で「遠出をしてみたい!」と考え東北地方1周の旅へと出発しました。しかし初心者の旅では苦労することが多く、何度も困難な場面に遭遇しました。この【東北地方自転車1周紀行文】では実際の経験から、これから自転車での旅を予定している人に向けて、少しでも役に立つ情報を発信できればと思っています。また東北地方のおススメスポットも紹介するので、東北地方への旅行を検討している人も是非参考にしていただければと思います!
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12日目:米沢市~福島市

最終日のこの日は米沢市から福島駅まで山を一つ越えて向かいます。スタート地点でもあった福島駅に戻るだけなので距離は約40kmとやや控えめです。
米沢市を出発!最後の山越え!
ホテルでの朝食を済ませていよいよ最終日の始まりです。この日は福島駅までは約2時間半と時間に余裕はありますが、午後からまたもや雨の予報だったのでホテルを早めに出発します。福島駅まで行くには約500mを上る必要があります。しかし前日に900mの山を越えた私は一味違います。身体的にも気持ち的にもかなり余裕を持って山越えをすることができました。
山を登り切り、下りへと入ったところで果物の直売所を見つけました。「そういえばこの旅で果物をあまり食べていないなぁ」と思いせっかくなので立ち寄ることにしました。訪れたのは「渡辺くだもの直売所」さん。大きな桃を剝いていただき、丸かじりさせていただきました。果物の丸かじりって夢がありますよね。

桃を食べて一息つき、この旅最後の道の駅「道の駅 ふくしま」に向かいます。これまでに登ってきた山を下るだけなのでスムーズに自転車を走らせ20分ほどで到着しました。

この旅では道の駅に何度も助けられました。雨天時の雨宿りだけでなく、自転車の空気入れ、食料の調達など旅には欠かせない施設です。自転車で旅をする際には道の駅の把握をしておくことを強くおススメします。道の駅の場所を抑えたうえで旅のルートを考えるのが良いと思います。
今回も道の駅でソフトクリームを購入し、エネルギーチャージをして再出発しました。
旅の出発地、福島駅へ帰還!
「道の駅 ふくしま」を出発後は、引き続きなだらかな下り坂になります。雲行きが怪しくなってきたので少しペースを上げて福島駅へと向かいます。再出発して約30分。ついに出発の地、福島駅へ到着しました。
これにて旅は終了!と言いたいところですが、あと一つだけやり残していることがあります。それは「餃子 照井」さんの名物「円盤餃子」を食べること。福島県にある餃子の名店です。実は初日の夜にも訪れていたのですが定休日で食べることができていませんでした。こちらで昼食を取って全ての行程が終了になります。
「餃子 照井」さんは店の前の名簿に記名をして名前が呼ばれたら入店できる仕組み。すでに数人のお客さんが店の目で待機していました。30分ほど待ち入店。迷わず円盤餃子を注文します。

今回は半皿で注文したので半円状ですが、1皿で注文すると餃子が円盤状になって提供されます。早速食べてみると、薄皮でパリパリした食感。中身もジューシーでご飯がススみます。地元の駅から自宅に戻るまでに自転車を漕ぐため控えましたが、ビールが欲しくなる味でした。口コミでも非常に人気の有名店です。福島県に訪れた際はご賞味ください!
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「餃子 照井」さんでお腹を満たした後は駅でお土産を購入し、いよいよ旅に幕を下ろします。自転車を分解し、輪行袋に収納して福島駅を後にします。
東北地方1周旅行まとめ
【東北地方自転車1周紀行文】シリーズでは自転車初心者であった私が、購入したばかりの自転車で東北地方を1周する旅行記を10のパートに分けて紹介してきました。固定していたスマートフォンを落としてカメラが使えなくなったり、雷が鳴り響く中命の危機を感じながら雨宿りできる場所を探したり、過酷な山登りをしたにも関わらずお目当てのお店に入れなかったり。様々なトラブルに見舞われた旅でしたが、思い返してみると楽しい思い出ばかりです。
この旅を通して、自転車旅をしたいと考えている初心者サイクリストに伝えたいことは2つ。
まず1つ目に「余裕を持った行程を考えること」。私は自転車での旅が初めてで、1日にどれくらいの距離を進めるのかも未知数でした。1日100kmを目安にしていましたが、山越えをしても時間に余裕を持って動くことができたので、平坦な道が続く場合はもう少し距離が長くても大丈夫かもしれません。
2つ目は「現地でしかできないことを楽しむこと」。自転車の旅は体も疲れますし、移動にも時間がかかります。そのため観光に大きく時間を取ることはできませんが、現地の名産品を食べたり、現地の方と交流するなどしてそこでしかできないことを楽しみましょう。自転車で旅する人は珍しい存在なので、気さくに話してくださる方が多いです。私自身、今回の旅でお店の方を中心にたくさんの現地の方とお話する機会がありました。旅に出る前は知らない方と話すのに抵抗がありましたが、その点はこの旅を通して大きく成長することができました。
時間もお金もたくさん費やした旅でしたが一切の後悔はありません。本当に楽しく、自分にとって宝物になる経験です。もし今迷っている方がおられたら一歩踏み出してみてください。その勇気があなたの人生の価値観を大きく変えてくれるはずです。
これにて【東北地方自転車1周紀行文】は終了です。長らくお付き合いいただきありがとうございました!!
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