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前回の記事では『東北地方自転車1周紀行文』のpart8として10日目の秋田県~山形県の行程を紹介しました。今回は山形県内編の行程です。これから自転車旅を予定している方や、東北地方の旅行を考えている方に読んでいただきたい内容です。ぜひ楽しんでご覧ください!

今回は11日目までのルートです!
山形県内の旅になります!
【はじめに】
自転車紀行文の最初の記事でもお話しましたが、私は購入したばかりの自転車で「遠出をしてみたい!」と考え東北地方1周の旅へと出発しました。しかし初心者の旅では苦労することが多く、何度も困難な場面に遭遇しました。この【東北地方自転車1周紀行文】では実際の経験から、これから自転車での旅を予定している人に向けて、少しでも役に立つ情報を発信できればと思っています。また東北地方のおススメスポットも紹介するので、東北地方への旅行を検討している人も是非参考にしていただければと思います!
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11日目:山形県天童市~蔵王温泉~米沢市

11日目は天童市から蔵王温泉を経由して米沢市へと向かいます。蔵王温泉は標高約900mに位置する温泉。ここへ向かうべくこの旅最難関の山を駆け上ります。果たして無事にたどり着けるのでしょうか。
まず向かう先は霞城公園!
ホテルで朝食を食べ、まず最初に向かう先は「霞城公園(山形城跡)」です。ちょうどここを越えた先から蔵王温泉へと向かう道のりが上り坂に入ってくるため中継地点として適していました。それにせっかく山形県に来ているので「ザ・観光スポット」のような場所にも足を踏み入れたいですからね。ということで天童市から1時間ほど自転車を漕ぎ霞城公園へと向かいます。

園内をグルっと1周し簡単に散策しました。ベンチで一息つきいよいよ最難関の山道へと出発します。
標高約900mの山登り!到着後にトラブルが…
霞城公園を後にして蔵王温泉へと向かいます。蔵王温泉までは約20km。その後半の約10kmで標高900mを駆け上ります。傾斜がかなり強く、道のりも果てしないので何度も心が折れました。そのたびに休憩をして何とか気合で自転車を漕ぎ続けます。おそらく自転車を押して歩いた方が早かったのですが、何せこれは「自転車旅」。歩いてしまっては私のプライドが許しません。1時間半ほど坂を上り続けたでしょうか。ようやく蔵王温泉へとたどり着きました。ふと眺めると目の前にはこんな景色が!ここまで登れたと考えると感慨深いものがありますね。

しかしここで異変を感じます。温泉街を散策していたのですが、やけに人が少ないのです。有名な温泉地にしては明らかに少ない人通り。不穏な空気を感じながらもお目当てのお店へ向かいます。しかしこの日は定休日。完全にリサーチ不足でした。しかしここで諦める私ではありません。もう一店舗目星をつけているお店があったのでそちらへ向かいます。到着すると何やらお店の様子がおかしいです。なんと改装工事中ではありませんか!ここまで何度も気持ちが折れながらも辿り着けた蔵王温泉。お目当てのお店には一つも入れませんでした。ちなみにこの日は木曜日。この他にも多くのお店が定休日でした。温泉街に人が少なかった訳ですね。
しかしせっかく温泉街に来たのですから温泉に入らない手はありません。向かった先は「上湯共同浴場」。無人の温泉でポストに200円を入れることで入浴できます。山登りで疲れていただけあって体に沁みました。湯舟はかなり熱かったです。

そうこうしている間にお昼時になりました。多くの定休日のお店の中から開いているお店を探します。共同浴場から少し降りたところで見つけたお店が「利久」さん。観光客向けというよりは、地元の方に向けたお店のような佇まいです。ジンギスカンが名物のようでしたが、今回は時間もあまりなかったので味噌ラーメンをいただきました。

登ってきた山を一気に駆け下り高畠ワイナリーへ!
「利久」さんでお腹を満たした後は、山を下りて次の目的地である「高畠ワイナリー」へと向かいます位。ここまで1時間半ほどかけて登ってきた山が嘘かのようにすぐに山の麓へと下りた後は、なだらかな上りを進みながら自転車を漕ぎます。ここまでの疲れもあってか、この緩い上り坂が意外とキツくなかなか足が前に進みませんでした。何度か休憩を挟み2時間半ほどして高畠ワイナリーへと到着しました。

ワイナリーに来ましたがもちろん飲みません。ワインができる過程を見学しながら自宅へ送るワインを選びます。ワインがあまり得意ではないので、店員さんに飲みやすいものを聞いたところ「まほろばの貴婦人」をおススメしていただきました!帰宅後にいただきましたが、ぶどうの風味が強くジュースに近いような味わいでワインが苦手な私でも飲みやすいお味でした。ちなみに私は白ワイン派でした。
今回は飲めませんでしたが、試飲でたくさんのワインを楽しむことができます。自転車以外で山形県に来た際には再訪したいスポットです。
ワイナリーを出て米沢市へ!米沢牛を堪能!
ワイナリーを出た後は、ホテルのある米沢市へと向かいます。この日泊まるのは「スマイルホテル米沢」。米沢駅からすぐの好立地な上に、近くにスーパーやコンビニがあるので買い出しには困りません。最安で一人当たり5000円台で泊まれるコスパの良さも魅力です。
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ホテルに荷物を置いて夕食に向かいます。当初は山形県で有名な「赤湯ラーメン 龍上海」を目指していたのですが、なんと18時の時点で品切れ閉店。お店の人気ぶりが分かります。ということで、目的地を変えて米沢牛を食べに行きます。見つけたのは米沢駅すぐ近くで口コミの評価も非常に高い「牛鍋 おおき」さん。米沢牛の人気店で調べるとすぐにヒットしました。

いただいたのは「牛鍋定食」。すき焼き風のお鍋でラーメンの悔しさを忘れてしまうほど美味しいお味でした。
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米沢牛で贅沢な夕食を終えた後は、ホテルに戻り11日目の行程は終了です。
11日目まとめ
今回は『東北地方自転車1周紀行文』のpart9として11日目の山形県内の旅程を紹介しました。
- 旅行の際は開店情報のリサーチの徹底を!
- 高畠ワイナリーは再度訪れたい素敵なワイナリー!
- 米沢牛を食べるなら人気店の「牛鍋 おおき」さん。来店の際は予約がおススメ!
11日目のこの日は、せっかく過酷な山を登ったにも関わらずお店が閉まっており悔しい結果に…しかしそれを忘れるほどの米沢牛にありつけることができました。とは言ってもリサーチは必須。旅行の際にはしっかりお店の情報を調べたうえで行動しましょう。
次回はいよいよ最終回。山形県を出てスタート地点である福島駅へと向かいます!

次回は自転車旅12日目!
ついに最終回を迎えます!
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